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旬の鱧と鰻で

心づくしの料理を

美濃吉旬だより

鱧落とし
7月

旬の素材がもつ味わいを存分に引きだす今が旬 京料理の逸品

京の夏といえば鱧。「梅雨の水を飲んだ鱧はおいしくなる」といわれていて、産卵を前にしたこの時季は脂肪分が多く、淡白で上品な味わいが魅力です。鱧には身全体に長くて硬い骨があるため、皮一枚を残してザクッザクッと細かく骨切りをするのが料理人の腕の見せどころ。「鱧落とし」は、骨切りした鱧をぼたんの花のように湯引きして氷水できりっとしめ、梅肉と辛子酢味噌で味わいます。

  • 万願寺唐辛子、賀茂茄子、桂うり、伏見唐辛子

  • 焼鱧

  • 琵琶湖の鮎

  • 松茸

7月~9月

海から遠く、三方を山に囲まれた京の地には、野菜を利用した料理、淡水の魚介を中心とした料理が発達しました。初夏から夏の京野菜、賀茂茄子を使った田楽は中でも格別の味わい。まろやかな口当たりの賀茂茄子は油を吸うと甘味を増します。ひものような形の伏見唐辛子は柔らかく、爽やかな風味と甘さが特徴。これを焼いて鰹節と醤油をかけたものはおばんざいとして親しまれています。在来の唐辛子とアメリカからの唐辛子が交配してできた万願寺唐辛子は、大きくて分厚く、種が少なくて食べやすいので今や京野菜の中心的存在です。江戸期から栽培されていた桂瓜は主に奈良漬の素材として用いられます。淡水の魚介では、清流の女王と称される鮎が膳に上る季節です。「竹茂楼」では、塩焼き、洗い、背越し、一夜干し、鮎ご飯など多彩な鮎料理を味わっていただけます。鮎と並ぶ夏の味覚といえば鱧。祇園祭は鱧祭の別名もあるほど七月の京都では鱧が好まれ、落とし、照り焼き、鱧ずし、鱧鍋など多くの調理法で賞味されます。九月には名残りの鱧と早松茸の土瓶蒸しで、その絶妙な出合いが楽しめます。

Kyoto Cuisine Restaurant竹茂楼Takeshigero

本店 竹茂楼
結婚披露宴

竹茂楼の
おとりよせ

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京懐石 美濃吉

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