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春の兆しを喜びながらも、

いまだ寒さ厳しい二月の京都

美濃吉旬だより

京の冬鍋 酒粕仕立て
2月

旬の素材がもつ味わいを存分に引きだす今が旬 京料理の逸品

寒さ厳しい二月に喜ばれる、ふうふういいながら召し上がっていただく「京の冬鍋 酒粕仕立て」です。鍋の主役は、寒さが増すにつれておいしくなる寒鰤ととらふぐ。鰤の中でも厳しい冬の海を回遊しながら栄養を蓄えた寒鰤は、脂ののりがよく、引き締まった身の食感が絶品です。旬のふぐと濃厚なふぐの白子、京野菜とともに、白味噌をしのばせた酒粕のつゆで楽しみます。

  • 右から、聖護院かぶら、海老芋、金時人参

  • 伊勢海老

  • 花菜

1月~3月

神社仏閣の多い京都では、精進料理の発達に伴い、京都とその近郊にて良質な野菜の数々が栽培されてきました。冬の京野菜の中でも大きくて存在感のあるのは聖護院かぶら。伝統的な京漬物の千枚漬の素材として知られますが、かぶら蒸しやサラダなどにしても美味です。聖護院かぶらに似た聖護院大根は淀大根、丸大根とも言われ、煮崩れせず、煮物で味わってみると口の中で初めてとろけます。神社の鳥居のような鮮やかな朱色の金時人参は、京のおせちやお雑煮でおなじみです。海老芋は里芋の一種ですが、里芋よりも柔らかく、粘りが強いのが特徴です。京都では棒だらと一緒に炊いた「いもぼう」という料理で名高いものの、普通に煮ても揚げても美味しく、「竹茂楼」「美濃吉」でも伝統のわざを活かした海老芋料理が膳に上ります。冬は魚介類にも脂が乗り、長寿の象徴として祝いの席で尊ばれる伊勢海老、美食家垂涎ののどぐろ、寒ぶり、ふぐ、ずわい蟹、鮑などが登場します。三月になると筍とともに花菜が姿を見せ、ほろ苦い味わいで春の到来を告げます。

Kyoto Cuisine Restaurant竹茂楼Takeshigero

本店 竹茂楼
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竹茂楼の
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アイスクリームができました。

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京懐石 美濃吉

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